考・ママレードボーイ
ちびです。ちびはXmasが年中行事の中で一番好きです。次に、お正月、自分の誕生日と続きます。だから、この時期は寒くても乗り切れます。
今回は、大好きな少女漫画について、すこし真面目に考えてみます。初回は、吉住渉著「ママレードボーイ」です。
主人公2人を簡単に説明します。
小石川光希(こいしかわ みき):正義感が強く、思った事をすぐ口にだすor行動、表情に出る。惚れっぽい。友達・家族想い。見た目はどちらかと言うと地味。
松浦遊(まつうら ゆう):過去にあるトラウマがあり、他人に心を閉ざしがち。女の子の扱いが上手い。女の子の喜ぶ術を知り尽くしている。頭が良く、スポーツ万能のイケメン。当然モテる。
異論反論あるかと思いますが、私なりの2人の解釈です。ユウは自分にはない素直さを、初見から堂々と見せるミキに惚れ、単純で、惚れっぽいミキは、ユウに一目惚れします。
お互いにないものを持ち合わせた2人が、恋に落ち、想いを伝え合うのも時間の問題です。しかし、ここに少女漫画特有の⁇壁(障害)が立ちはだかり、ストーリーは更に盛り上がりを見せるのです。
学生の物語なので、他の登場人物も出てきます。これがまた、サイドストーリーとしては、勿体ないくらい魅力的なんです。生徒と教師、バイト先の後輩、アイドル、学校の先輩との恋など、男女問わず、恋愛もの好きには、キュンキュンする事案が次々と浮上します。
これらと上手く絡んで、メインストーリーのユウ&ミキカップルが成就するまでの過程は、とても焦らされるものがあるし、根本的な問題(壁・障害)はラストまで引きずるので、油断は出来ません。
物語の唯一の安心⁇ポイントは、女心を知り尽くしたユウの素晴らしいエスコートです。好き嫌いが分かれるところではありますが、私はもうたまりません。特に好きなエスコートは、何度読んでも「キャー!」バタンです。
そんな(どんなだ?)ママレードボーイに、あなたもはまってみてはいかがですか!
ママレード・ボーイ 全5巻セット (集英社文庫―コミック版)
- 作者: 吉住渉
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/03/05
- メディア: 文庫
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