サイロという名の雑誌
こんばんは、ちびです。帰宅してからご飯を食べ、すっかり寝てしまいました。ま、そんな事はいいんです。皆さんは、サイロをご存知ですか。もう今は大分減っている?のかもしれないけど、農作物、家畜の飼料を保管する倉庫のようなもので、北海道の道東?に点在します(?が多い、曖昧な情報で申し訳ありません。)。
有名な北海道お土産に、清月の「赤いサイロ」があるし、道東が舞台のジブリ映画『思い出のマーニー』でもサイロはキープレイスとして登場します。
現存する最古の木造サイロ。素敵!
そんな、「サイロ」の名を持つ定期刊行物を今回の帰省で発見しました。これが、とてもいいのです。正式名は『子どもの詩 サイロ』です。北海道十勝に本社を持つ、老舗お菓子メーカー六花亭が発行しています。中身はタイトルの通り、小学生が書いた詩(散文)を紹介するというシンプルなもの。「まぁ、子どもが書いたものだし。」と侮ることなかれ、どれも短い文章の中に、子どもらしい(?)純真な、だからこそ時にはブラックな(遠慮がないから)言葉たちが、キラキラと輝いていて、ちびの荒んだ心が一瞬、透明になるのを感じました。これが、店頭でフリーに置いてある訳だから、通わない訳にはいきません。まとめた文集も発売されていますし、一部ネット上で閲覧も可能です(それもネットのみ子ども達の直筆!)。
六花亭はパッケージデザインがお洒落だし、元々好きですが、こんな素敵すぎる文化事業まで取り組んでいるなんて!益々ファンになりました。皆様も北海道お土産ではご贔屓に。そしてもしあれば、サイロを手に取ってみては如何でしょうか。
2015.12月号 この表紙、いかにも札幌らしくて好きです。