ちびの備忘録

mon rêve est la vie "fabulous" comme un petit chat et un nuage ...

『北の無人駅から』

ISBN:9784894536210
渡辺一史
北海道新聞

2011/11

 

タイトルから、「鉄道もの」「紀行文」を連想するが、全く違う。

北海道の地方都市が抱える、現実的な問題に対して、渡辺氏らしい?遠慮のない姿勢から、一刀両断とも言える「言葉たち」で書き表された完全ノンフィクション・ルポ。791ページにも及ぶため、ちら読みしたい方は、自分の気になる街・テーマのみ、もしくは著者あとがきだけでも読んで頂きたい一冊。つくづく、渡辺氏の「ことば選び」はオシャレで洗練されている。と感じずにはいられないので、目次とあとがきを触りだけ添付する。名古屋出身、北海道は大学からにも関わらず、この本からはむしろ道民の北海道への愛情よりも深い?、、というか、外の人だからこそ書き表せる何かがあるような気がする。


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