『北の無人駅から』
2011/11
タイトルから、「鉄道もの」「紀行文」を連想するが、全く違う。
北海道の地方都市が抱える、現実的な問題に対して、渡辺氏らしい?遠慮のない姿勢から、一刀両断とも言える「言葉たち」で書き表された完全ノンフィクション・ルポ。791ページにも及ぶため、ちら読みしたい方は、自分の気になる街・テーマのみ、もしくは著者あとがきだけでも読んで頂きたい一冊。つくづく、渡辺氏の「ことば選び」はオシャレで洗練されている。と感じずにはいられないので、目次とあとがきを触りだけ添付する。名古屋出身、北海道は大学からにも関わらず、この本からはむしろ道民の北海道への愛情よりも深い?、、というか、外の人だからこそ書き表せる何かがあるような気がする。
【関連記事】
【おまけ】
ちびの読書・映画記録(漏れアリ)をPC版右下に表示しました。
見てね(^^♪